2016-03-22
あなたの会社が継続していくために物凄く大切なことはこれです。
「会社」は未来永劫、継続していくことが求められます。もちろんそれはお客様の為、従業員、その家族の生活の為、そして社会の為にです。
では、中小零細企業が未来永劫に存在しつづけるためにはどうするか?
- 自社だけの商品を開発する
- 他社との差別化を図る
- 従業員の給料、福利厚生を良くする
- 銀行から融資を受ける
- 社長の経営方針
- 財務内容の信頼度
などなどが浮かびます。でも、もっと大切なことがあります。それは「従業員の仕事を誰もが平易にできること」
よくありがちなのが、従業員がそれぞれ個性を持ってしまい、もしもその従業員がいなくなったら仕事が回らなくなってしまうこと。
仕事をしている本人はそんな意識はないかもしれないけれど、つい本人の能力や属性を強調して仕事をしてしまうと周りの従業員は本人が何をしているかさえ分からず、もしその従業員が病気や退職で不在になったら会社にとって大きなダメージを受けることになりかねません。
こんな経験はありませんか?
「隣の席の人が日中どんな仕事をしているのかさっぱりわからない」
これはデスクワークをしていると結構ありがちなお話です。
そして異動になった時に初めて気づくのです。
「この人がいないと大変だ」
まぁ、本人の能力や属性をフルに生かせば、やりがいを持って取り組んでもらえて非常に良いのかもしれませんが、会社を未来永劫、継続していくためには、転職や引き抜きが多い現代では会社にとってはあまり良いことばかりではありません。
理想としては、もし誰かが不在になっても他の従業員がすぐに代行できるように普段からマニュアル作りをする必要があることでしょうか。
会社の経営というと、つい利益の追求や商品の差別化、社長の判断力などが思い浮かびますが、普段の仕事から常に誰もができる仕事に改善することも大切です。
そのためには従業員同士のコミュニティは欠かせないんですけどね。ただ、実はこれが一番難しいのかもしれません。