新人時代のちょっと恥ずかしいお話しって誰にでもあります。今回は・・・
今日は今は立派に働いている男性の方から新人時代のちょっと恥ずかしい「若気の至り」というお話を頂きました。
新入社員だったころ、先輩への対応の仕方が全くわからず部活のようにおもしろおかしくしていました。
明るく皆で仲良くしたいと最初は思っていたので、休憩時間にゆっくり休憩したい先輩もいたのに、永遠と元気なトーンで話しかけてしまいました。
最初のうちは先輩たちも仲良く話してくれましたし、「若いね」って言って興味を持ってくれました。
それで仲良くなったと思い込んだ若かりし自分は、友達感覚のように接してしまいました。
仕事歴ではなく年齢で1、2歳離れた先輩はそのノリで全然良かったらしく仲良くなりましたが、7、8歳離れた年上の先輩には仕事歴が自分とそう変わらなくても、そういう問題でなくイラつかせたようです。
しかし、その頃の私は先輩がいらついているのもおもしろいことだと勘違いして、そのまま明るい(今思えばうざいキャラ)で半年くらい過ごしました。
そんなある日、みんなでランチをしていると、いつものように私が、おもしろく先輩をいじったら、もう一人のその先輩と同じ年の人に、「いいかげんにしなさい」と少し低いトーンで母親のように怒られました。
それ以上は何も言われませんでしたが、その一言と声のトーンで「あ、間違えたなキャラ設定を、私」とやっと気づいたのです。
それからは、無理しなくていいんだと肩の力もぬけ、年齢もあがり先輩になったのもありますが、うざい無意味に明るいテンションで一日過ごすこともやめ、先輩いじりもやめました。
同じくらいの先輩とは、その後も同じように友達のようなしゃべりかたでしたが、ほかの先輩へは対応を変えました。今、思い出すととても恥ずかしい新入社員でした。
私も同じような感じで身に覚えがあります。本当は職場に溶け込もうとして一生懸命だったけど、なんだか空回りして。でも、この程度のことは誰もが通る新人ならではの、今だから笑えるちょっと恥ずかしい思い出かもしれません。新人の時って周りが見えているようで見えていないですからね。
そうそう、起業も同じ。自分は経営について書籍で勉強したとかセミナーに沢山参加したと言って何でも分かったような気持ちになって、安易に起業すると後で物凄く恥ずかしい思いをします。起業は謙虚で、それでいて燃えるような闘争心を内に秘めて活動しましょう。