あなたの職場、異なる文化で変化のきっかけを作ってみませんか?
今日は男性のNさんから外国人の多い職場の雰囲気を教えてもらいました。
私は教育業界にいるのですが、最近外国人の職員が増えてきました。教育、特に英語についてはスピーキングやリスニングが社会的に重視されるようになってきていることから、ネイティブの英語を教えられる外国人の職員が重宝されるようになってきています。
当然、授業全体の質がこれで上がるわけですが、外国人がいることのメリットはこれだけに留まりません。日本の企業文化と外国の企業文化は多くの点で異なるため、業務にも様々な変化が起きてきました。
最も大きな変化は、無駄に会社に残る人が減ったということです。ピア・プレッシャーという言葉があります。これは業務時間が終わっていて、仕事が終わっているにも関わらず、帰りにくい雰囲気を感じる状態のことを言います。日本ではよく見られる光景ですよね。
ですが、外国人にとってはそんなことは関係ない。自分の業務が終わるとさっさと帰ってしまいます。はじめはみんな「ん?なんだあいつは」という感じで見ていましたが、次第にその方が合理的だと考える人が増え、上司も含めてみんなちゃんと帰るようになりました。
いや、本当はみんなその方が合理的だとわかっていたと思います。ですが、上司も含めてずっと帰らない雰囲気があったため、なんとなくそれを続けてしまっていたのでしょう。
以上からいえるのは、外国人のような違う文化を持った人が入ってくると、会社が変わるきっかけを作れる可能性があるということです。もちろん、私の会社のようにスムーズにいく場合もあれば、根強い文化が変化を妨げることもあるかもしれません。
ですが、みんなにとって良い方向に変化していく可能性があるのであれば、違う文化をもつ人間を雇うことは良いことだと思っています。
Nさん、ありがとうございます。一人、二人の外国人の職員がいるのとは違い、多くの外国人の職員がいると会社の雰囲気まで変わってしまうんですね。しかもnさんの職場は良い方向に変化しているようで、文化の違いを取り入れた良い例だと思います。