ビジネスを始めるなら信頼できる相手だけが基本です。
今日は翻訳事業で起業した女性のちょっと苦い思いをした実体験を頂きましたので掲載させて頂きます。
中国の会社を中心に中国に留学していた時の知り合いや日本の大学で出逢った中国人留学生の同級生から紹介して貰った翻訳事業を行うようになりました。
日本の企業や個人をターゲットにすることに抵抗があったのでは決してなく、最初はあくまで自身の勉強の延長だと思っていたので、翻訳事業も一時的なもの、お小遣い稼ぎ感覚だったのです。
そのため、日本語でのホームページを設けることはなく、中国語のホームページとブログも特に設けておりませんでした。
ただ、友人がブログや中国版のツィッターで助かったと口コミを書いてくれてから、彼の直接の知り合いとも限らないフォロワーの方々からの仕事の依頼もくるようになり、その後、本格的に事業を始めるようになりました。
翻訳の仕事にはもちろんこだわりもプライドも責任も持っていたのと、自分自身の時間が許す限り依頼を断ることもなく受けるように致しました。
ですが、友達の友達など身元が確かでもない方々からのお仕事ですと、いくら会社相手とはいえ、こちらがデータを送ったのにもかかわらず振込をされないこともしょっちゅうだったのです。
私自身が現地の口座に振り込んでもらうことの方が手数料も掛からなくて助かるのもあり、中国の銀行の口座にしてしまったのも失敗でした。
と言うのも日本でも横浜や池袋など中国人の多いエリアだと中国の銀行の支店があり、そちらで残高を確認出来るのですが、日本の銀行で残高を確認すると海外の口座だからか残高確認なのに手数料が発生してしまったのです。
振り込んでもらう確認をこまめに出来ずに納期後の振込でも問題ないと思っていたのですが、時間を割いて翻訳したものが振込もされないのはビジネスとしては失敗だったと思ってます。
中国に留学経験があるとはいえ、海外の会社を相手に起業するのは難しいですよね。結局のところビジネスの基本は「人」対「人」です。信頼できない相手とはビジネスをしないことですね。