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2016-05-17

商談での会話で重たい雰囲気になったら、これが最適。

私は職業柄、日頃社長さんとお会いする機会が多く色々な会話をするのですが、ほんのたまにですがどうしても会話が続かないことがあります。

もちろん初めてお会いする社長さんがほとんどですので、私も相手も初対面同士で気を遣うでしょうし、ビジネスなのでお互いの嗜好、趣味の話をするわけでもありませんので、ほんのたまにですが話が途切れてしまうことがあります。

まぁ、ほとんどの方々とは直ぐに打ち解けますのでなんら問題はないのですが、ただ、ほんのごくわずか100%のうち1,2%ぐらいの割合でどうにも上手く話が進まない場合があります。そんな重たい雰囲気の時は我ながら正直困惑しています。

十数年前なら阪神や巨人の野球の話をすればなんとかなったのですが、今はなかなか野球の話をしてもその重たい雰囲気は過ぎ去ってはくれません。

なんとか無難な「最近、天気が○○ですね」とか「この前○○の飲み屋さんに行ったんですが」や最近の地震の話題で何とか重たい雰囲気から脱するのですが、ただこれも限界があります。

手っ取り早く「漫才でもしてしまようか」って思うこともありますが、冷たい風が吹いて大切なビジネスが羽を広げて飛んで行ってしまうのも嫌ですから、さすがにしませんが。

でも最近解決策を見つけました。ほぼどんな相手でも気持ちをリラックスしてもらう方法です。それは「相手を褒めること」。

もしかして、そんな簡単なこと今さら言うな!!って思っていませんか?

でも、これが出来そうで中々できないのです。相手をほめると言うことは、相手の良い部分を見つけ、それを引出し、信頼を築くということですから一朝一夕の試みではできないのです。

しかも、わざとらしい褒め方は厳禁です。会って直ぐに「あなたは能力があるから」とか40過ぎの人に「見た目が20歳若く見えます」なんて言っても逆効果ですので、そこは少々鍛錬が必要かもしれません。

ただ、わざとらしい褒めめ方や嫌味以外の「褒める」という行為は、決して相手を嫌な気持ちにさせません。

人は誰しも褒められて嬉しくないはずがありません。気持ち良い気分になってもらい、そこから新たな話に進めばきっとお互い良い結果が生まれます。

例えば、身近にあるバックやペン等の持ち物でもいいですし、字が綺麗とかしぐさや外見もいいでしょう。日頃から相手を「褒める」を実践してみてください。

相手だけではなく、毎日仕事で忙しい自分自身の気持ちもなんだか温かくなってきますから。

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