新人時代、先輩の後押しで、勇気をもって営業出来るようになった!!
今日は男性Tさんから新入社員時代の先輩からの貴重なアドバイスをもらったことを書いて頂きました。「日本の職場ってこれだからいいんだよ!!」ってつい思ってしまいました。
大手メーカーの代理店ルート担当として営業していた新入社員時代、なかなか数字が上がらず悩んでいました。ノルマも厳しい会社でしたので、支店長からかなりのダメ出しをされながらの日々で、一年目にも関わらず自信を無くしていたのです。
何をやっても上手くいかず数字も上がってこない、そうすると何をしていいのかわからなくなり、何かしなければいけないのに怖くなって何も出来なくなる、そうするとまた売上が下がり怒られる。そんな負のスパイラルに完全に入り込んでいました。
一年目にして会社を辞めたい、そんな気持ちになりながら落ち込む毎日でした。
そんなときに声をかけて食事に誘ってくれたのは、配属された当初に教育担当としていろいろと教えてもらった先輩。それまでもたくさんのことを学びましたが、数字を持ってからは初めてゆっくりと話す機会となりました。
最近の悩んでいること、自信を無くしていることを話したのですが、一通り黙って話を聞いたあと一言「そんなに期待してないから、大丈夫」一瞬意味がわかりませんでした。
実は先輩も気にはしてくれていたようですが、要は入社して一年目の営業にそんなに売上を期待しているわけではない、ただ人材としては未来を期待してるのだから、指導はしているのだ、とのこと。
もちろん数字が上がればよいけれど、周りもそんなに期待してないから、自分の思うように思いっきり働いて、指導されたことは真摯に受けとればそれでいい、とのことでした。
この一言で随分と気持ちが軽くなり、頑張れるようになったのです。
Tさん、ありがとうございます。自信を無くした時とか、失敗した時は、上司ではない先輩に良いアドバイスをもらうと物凄く励みになりますよね。日本は学校を卒業するまでは、それまでの過程が大切なんだと言われるけど、社会人になってからは過程よりも結果が求められます。
ただ、新人の時にはそう容易くノルマが達成できるはずもなく、落ち込むのも仕方がありません。でも、そんな時ほどアドバイスをくれる先輩の存在が欠かせません。Tさんは良き先輩に恵まれて、本当に良かったですね。