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2017-04-22

不思議なんだけど、日本企業の出張や会議は経費の無駄が多い!?

テレビ電話

今日は外資系勤務の経験一筋の女性Mさんから日本企業の経費がかかっていそうな出張や会議のお話を頂きました。外資系企業との比較も興味が沸きます。


東京駅や品川駅に行くと、出張で移動中のサラリーマンを良く目にします。

実際知り合いの商社マンは、入社以来ずっと都内在住だったのに、昨年から大阪本社に異動となり、その後は、都内に元の部署へ最低でも週一で都内に出張しているらしいのです。週2ー3回の日帰り出張をほぼ毎週こなしているそうで、何のための異動何だろう…とこぼしています。

おそらく彼の出張経費だけで年間数百万円経費は下らないし、引っ越ししたことで引越し手当等も考慮するとかなりの額を会社が負担している事が伺えます。

日本有数の商社なのでそんな経費ぐらいと思われるかもしれないですが、社員全員の経費となると数億円にもなるそうですから、そう簡単に見過ごせない経費です。この様な経費はどの会社にも発生するのでしょうか?

外資系企業一筋の私には、この話を聞いたときに正直まるで無駄としか思えない程でした。

海外の外資系企業の多くは徹底して経費見直しの対象として考慮されています。出張が無いわけでは有りませんが、先ず毎週出向く必要の出張とそうで無い出張を区分けしていきます。

出向く必要が無い場合、出来る限り昔は電話で今はSkypeや無料のLINE電話等で対応すれば、経費も無いに等しい程簡単に削減されます。原始的ですが案外この解決法は今の時代だからこそ無視できません。

電話なんて、、、という人もいるかもしれませんが、以前外資系企業を立ち上げた際、ほぼ毎日電話会議で日々の報告や相談をしていました。Skypeや電話会議用の機器があれば3箇所中継も簡単に可能です。

社長はロンドンから、副社長は北海道、我々は東京からなんて事もしょっちゅうですし、緊急時も携帯で参加できたりする良くも悪くも繋がるコミュニケーションルートなのです。

映像付きの場合は更に見えますから、遠距離でも違和感なくより親密にスムーズに進行出来ます。アメリカでは同時通訳機能がついた電話会議用のアプリ機器を開発しているとも言われています。

日本企業に勤務の方は、是非次の出張からご検討されてはいかがでしょうか?


Mさん、ありがとうございました。経費節減はさすが外資系という感じです。日本企業だとSkypeやLINEというと直ぐに「セキュリティが危ない」と経費節減や便利さよりもセキュリティのマイナスの視点から入ります。ここは資本の違いで相当大きな隔たりがあるのかもしれません。

まぁそれでも、どんなに遠くてもお客様に直接会いに行ってお話しするという日本企業のスピリッツみたいなものも、これまた良いのですけどね。興味深いお話し、ありがとうございました。

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