あの時、失敗続きだった時に言われて、物凄く心が救われた言葉
今日は、現在子育て真っ只中の元OL0さんより、OL時代のミスが重なってしまい落ち込んだけど、それを救ってくれた職場の方の感動してしまう言葉を頂きましたので、掲載いたします。
事務をしていた時の話しです。勤めて4年がたったころ、仕事の慣れからかちょっとしたミスが増え、気をつけなきゃとは思いつつもミスが減りませんでした。
先輩がフォローしてくれいたこともあり、大きなミスには繋がりませんでしたがモチベーションが下がってしまい、またミスが増え…と負のループにハマってしまいました。
ある日とうとう大きなミスをしてしまい、上司が取引先へ謝りに行く事態に。その時は本当に落ち込みました。
その日の夕方、帰ろうとしたときにシルバーさんとして勤めていたおじいちゃんに声をかけられました。ベテランさんで仕事にすごく厳しくて、最近の凡ミスでもよく怒られていました。
また怒られると思ったときに「あんまり気にすんな」と一言。意外な言葉でした。
「最近ミスばっかりでごめんなさい」と謝ると「誰だってそういう時期はあるさ、俺も若いころはあったよ」と自分の失敗談を話してきます。
「アンタのいいところは明るいところだよ。ミスしてもクヨクヨしないし。もっと反省しろって思う時あるけどな(笑)頼まれた仕事、嫌な顔して受けたこと無いだろ、頼みやすいからつい頼んじゃうんだよな、それがプレッシャーになってたかもしれないけどさ。ミスなく仕事するっていうのはもちろん大事で大前提としてあるけど、職場の空気を明るくできるって誰にもできることじゃないよ。アンタが落ち込んでたらみんな暗くなっちまうからさ。今日のミスなんて、普段デスクに張り付きっぱなしの上司を動かしてやったぐらいに思っておけばいい」と笑って励ましてくれました。
いつもは毒舌で、悪ふざけが大好きで、変なちょっかい出してくるかふざけたことしか言ってこないおじいちゃん。初めて褒めてくれて、慰めてくれました。
それでやる気が戻ったのか、ミスが減り、モチベーションも上がり、また楽しく仕事ができるようになりました。本当に感謝しています。
Oさん、ありがとうございました。職場のシルバーさん、なんだか人生の神様、仏様って感じですね。さすがに長い勤務経験の荒波にもまれた重みのある励ましの言葉です。四半世紀働いてきた自分もまだまだって思わせる、そんな貴重なアドバイスです。職場にこんな先輩が一人でもいたら多少の困難もあっという間に乗り越えられそうな気がします。
ちなみに、Oさんは元OLさんということで、出産、育児で職場を辞めなければならなかったのでしょうが、Oさんを手放す職場は損失が大きいと想像できます。女性は可哀そうです。頑張りたくても職場を去らなければいけない現実。